雲の上はいつも青空!

  • 2018.08.03 Friday
  • 00:53

JUGEMテーマ:人生論

 

2018/8/1付 万代栄嗣牧師「ぐっどにゅーす」より

 

 

  • 観測史上の最高気温を更新するような猛暑の連続となった2018年の夏(7/31現在、7/23埼玉県熊谷市の41.1℃)。もう36℃だとか37℃など、最高気温を連日聞き続けた結果、“今日は34℃だった”と耳にすると、“涼しかったね”と、とんでもない錯覚をする始末。さらに、7月初旬の西日本豪雨災害のような、“未だかつて体験したことのない”気候変動や自然災害が、週代わりのようにやって来る感覚です。

 

 

  • そんな一つが、7月末に関東の南から近づき、三重県伊勢市に上陸し、さらに西進、九州北部から南進し、鹿児島沖に停滞した後、ループしてさらに西進する…という“未だかつて体験したことのない”変な動きで全国民を翻弄した台風12号。その最中、7月29日(日)の夕刻に、私は台風と進路を重ねるように松山から福岡へと飛行機で飛ぶ展開に。当日の夜、福岡での九州福音センターの礼拝は不可能に思えた状況の中で、神様はまさに奇跡的に予定通りの便での移動を可能にしてくださいました。

 

 

  • もちろん、出発が大幅に遅れたり、飛行中も台風の風でかなり揺れたり…ということはあったのですが、そんなことはどうでも良いと思えるほど、全く不可能に思える状況でも私の祈りに答えて、九州の皆様との礼拝を叶えてくださった神様に感謝な思いでいっぱいでした。そのフライトの最中、不気味で分厚い何層もの雲を突き抜け、飛行機が台風の雲の上に出た瞬間のこと。そこには、いきなりビックリするくらいの青空が広がっていました。そう、どんな雨の日でも、雲の上は青空なのです。そして、どれほど大雨と強風に見舞われる台風であっても、その台風の雲の上は、やはり青空、なのでした。

 

 

  • 飛行機の窓に張り付き、その光景を見ながら、素直に思いました。私たちの人生にも、ひどい雨降りの日もあれば、逆風に苛まれる時も確かにあります。しかし、そんな試練や問題に直面していても、神様が私たちに注がれている愛や恵みは、これっぽっちも変わっていないのだと。地上では、雨に風に雪に、時には嵐に遭遇し、その都度、私たちは右往左往して、上がったり下がったり大変なのですが、雲の上は常に青空。私たちに対する神様の愛と恵みは、何ら変わらず、いつも豊かに注がれているのです。

 

 

  • 私たちの目には、状況は日々刻々と変化し、その度ごとに私たちの心は大揺れします。でも、忘れないでください。あなたを選び、愛し、救いへと導き、あなたを新しくさせ、聖霊まで注ぎ、永遠のいのちまで約束してくださった神様のご計画は、何が起ころうといささかも変わりはないのだ、ということを。私たちは、自分が心変わりしやすいものだから、神様までコロコロと御心を変えられるのでは、と誤解してしまうのです。人生の歩みの途中で、神様の愛に触れることができたということは、実は大きな幸せなのです。その愛と恵みは、たまたまの偶然や気まぐれで急になくなってしまうようなものではなく、あなたの存在といのちに対して、ずっと注がれ続けるものなのですから。主キリストからあなたへの愛は変わりません。今、この瞬間も、あなたのために神様の愛は豊かに注がれ続けています。

 

 

“…主の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主を恐れる者の上にある。…”
( 詩篇 103:17 )

何事もやってみること! 試してみることです!

  • 2018.07.31 Tuesday
  • 23:50

JUGEMテーマ:人生論

2018/7/20付 万代栄嗣牧師「福音通信」より

 

 主キリストの聖名を讃美いたします。

 

 あなたの住む地域は、大雨の被害は大丈夫だったでしょうか? 昨年の九州北部豪雨とほとんど同時期に、今回は驚くほど広い地域で西日本豪雨の被害が発生しました。岡山、広島などと共に、私の地元、愛媛県でも30名近くの方が死亡・行方不明、という前代未聞の大災害。身近な所では、松山福音センターの祈祷院の山が土砂崩れを起こし物置小屋の一つが崩壊した他は、ご心配いただいた大洲キリスト教会も全く被害を受けずに守られ、お祈りくださった皆様に心より感謝いたします。

 

 

 

ビル・ウィルソン・セミナーは大成功!

 

 6月末より札幌、沖縄、東京、名古屋を巡ったビル・ウィルソン・セミナーは、お祈りとご支援に支えられ、今年も大成功を収めさせていただき感謝です。合計10回のセミナー、礼拝等で、延べ2,000名近くの皆様とお会いすることができました。昨年の10月、シリアで銃撃されたウィルソン先生ですが、まだ回復は完全ではないものの、一つ一つのセミナーを全力でこなしてくださり、感謝でした。

 

 文明や技術の進歩が著しい一方で、格差社会や家庭や人間関係の崩壊など、闇の力も増大しています。そんな社会の現実を見据えると、メトロ・ワールド・チャイルドの福音宣教と人道支援二本立ての働きの持つ価値は、確実に増大しています。今回のセミナーを通して、たくさんの方々がスポンサーとなってくださったことにも、心から感謝いたします。これからもご一緒に、この世界の子どもたちのための働きを推し進めてまいりましょう。

 

 

 

何事も体当たりで行動してみることです!

 

 そんなビル・ウィルソン・セミナーで、今回も通訳を務めさせていただきました。実は、それぞれの会場には私より英語の堪能な方々がおられることを知っての上ですので、かなりの緊張感です。もちろん、プロの通訳として仕事をしている訳でもありません。ただ、今までの流れや必要に迫られて、文字通り、体当たりで通訳しているのですが、そうすると実に感謝なことに、“とても分かりやすかった!”と言って下さる方がおられるのです。

 

 正直な話、間違ってしまう場面は時々ありますし、過去を振り返れば、通訳の舞台で、講演者の言っていることが分からず、赤っ恥をかいたことも一度や二度ではありません。それでも一生懸命に与えられた役割を果たそうと頑張っていると、何とか形になってきました。もし、通訳の資格を取ろう、とか、特別な勉強をしてから…と考えていたら、今のような働きにもなっていなかったかもしれません。

 

 

 

考えて何もしないより、自信がなくてもやってみること!

 

 ある所で“日本人が英語を話せない最大の理由は?”と問われて、私は、“使わないから!”と答えさせていただきました。確かに、文法の間違いや文化圏の相違など、理由を挙げればキリがありません。しかし、所詮、英語も言語なのですから、これほど難解な日本語まで身に着けた私たちですので、結局は使いさえすれば、身に着くのです。自転車も水泳も車の運転も一緒で、怖がったままで、理屈ばかり言って、やってみることなしでは、いつまで経っても埒があきません。

 

 最近の私たちは、どうも考え過ぎの傾向にあります。特に、若い世代の皆さんが心配です。理屈は一流、情報は山ほど持っている…でも、結局は何もしないという人が増えています。しかし、人生の多くの価値あるものが行動と経験の積み重ねによって生まれてくるのです。だとすれば、私たちの信仰生活も、理屈ではなしに、自分の信仰を働かせて、何かをしてみれば、必ず聖書の約束通りに事が起こり始めるのです。

 

 

 

自分の信仰を働かせて、行動しよう!

 

 主キリストが私たちに教えておられるのも、行動的、実践的な信仰です。主の周りに多くいた律法学者たちのように、理屈は一流、特に他人は舌鋒鋭く批判するが、自分では結局何もしないのでは話にならないのです。

 

 信仰生活の真髄は?と問われて、主は、父なる神への信仰と隣人たちへの愛、と迷いなく要約されました。しかし、それでもなお自分自身の正しさを押し付けたい律法学者に対して、有名な“良きサマリヤ人”の譬え話をされてから、こう言われたのです。

 あなたも行って同じようにしなさい 

ルカ 10:37 … 10:25〜37までをぜひお読みください)

 理屈はもう分かったから、言う通りのことをやってみなさい、と言われたのです。

 

 様々な知識も豊かな情報も素晴らしいものです。話し合いや議論も大いに結構。批判だって時には有益です。でも、忘れないでください。その結果として、必ず何かの行動を起こしておくことです。言うだけで終わらないことです。特に人を批判したり、自分を貶めたりするだけで、事を終息させてはいけないのです。

 

 与えられている信仰を、実際に働かせてみてください。自分の信仰なんて役に立たないとか、ダメに決まっていると決めつけないで、信仰の基本からちゃんと行動に移してみることです。そうすると、聖書の御言葉は神の言葉なのですから、そこに記されている通りの事が起こるのです。何もしないでくよくよする暇があったら、下手くそでも見様見真似でも良いので、実際にやってみることをお勧めします。

 

 

 

まずは “祝福への7原則” 実行してみよう!

1.礼拝…礼拝を忠実に守れば、必要は満たされるものなのです! (マタイ 6:33)

礼拝のない信仰は単なる独りよがり。神様からの恵みをいただくためには、神様としっかり向き合うことが必要です。毎週、きちんと礼拝を守ることが、祝福への第一歩です。

 

2.聖書…神様の御言葉があなたを幸せへと導く道しるべなのです! (詩編 19:7)

人の言葉やネット、SNSなどの情報が溢れる時代にあって、あなたの幸せのために必要なのは神の御言葉。毎日、聖書をしっかりと読んで、真理を心に蓄えましょう。

 

3.祈り…実は祈っていない、それがあなたの問題では? (ヤコブ 4:2)

皆さんの癒しや祝福のためにお祈りさせていただいています。しかし、案外、あなたは自分の必要のために祈っていないのではありませんか?どんな事でも祈って求めてください。

 

4.献金…献げ、与えることでの恵みの循環を生み出すことです! (第二コリント 9:6)

豊かに蒔けば豊かに刈り取るのに、経済の循環をあなた自身がとどめ、閉塞状況を自ら生み出していませんか?喜びと感謝を持って献げ、祝福の流れを作り出しましょう。

 

5.奉仕…仕えることで喜びの連鎖反応が起こります! (第二コリント 9:2)

クリスチャンである私たちは、主キリストの真似をすれば成長できます。主は私たちに仕えてくださいました。自分の時間、能力、真心で人々に仕え恵みを生み出しましょう。

 

6.伝道…一人の魂が救われることの価値の大きさを忘れないことです! (ルカ 15:10)

私たちの目は、どうもこの世のお金や物質的なものばかりに奪われがち。救い、罪の赦し、永遠のいのちの価値を忘れてはなりません。文字通り、永遠に続く不変の価値ですから。

 

7.交わり…あなたの霊的家族との交わりがあなたの心を満たします! (第一ヨハネ 1:3)

“おひとりさま”が増えつつある今の社会にあっても、私たちは神の家族の一員です。愛し、助けるあなたもまた、愛し、助けられ、いつも守られ支えられるのです。

 

 

 

 

暑さの夏は、行動的、躍動感を持って!

 

 猛暑の夏だから、何もしない!ではなく、やってみる!こと。

 

 聖書の語る神様は、自ら働きかけられ、私たちを選び、愛し、救い、恵みを注いでくださるお方です。その神様を信じる私たちも、人生で、思いっきり行動することを選びたいと思います。やはり、夏の日々には元気や躍動感がに会います。さあ、あなたも信じて、祈って、行動してみてください。

 

 

 

さあ、ご一緒に祈りましょう!

 

 さあ、次の祈りを、あなたも一緒に祈ってみてください。引っ込み思案なあなたの心に、神様が勇気と決断を与えてくださり、力強い行動が引き起こされるはずです。

天の神様。今まで私は、何に関してもあれこれ考えて悩むばかりで、自分から行動を起こすことができませんでした。実は、あなたが備えてくださっていたチャンスを、何度も無駄にしてきたのかもしれません。理屈ばかりで行動しない私を、どうか赦してください。

 

主イエス様。あなたが私を選び、愛し、いのちまで捨てて、救ってくださったのは、あなたのしもべとして、御心を実現していくためであったことを忘れてはいません。どうか、あなたからの価値あるビジョンを受けとめ、それを行動していく者とならせてください。

 

聖霊なる神様。私に力を満たしてください。使命感や価値あるビジョンのある人生を、ただ自分の小さな力でもがいて終わりにするのでなく、本当の可能性や力強さを体験しつつ、日々、前進することができますように。本物の喜びを持って前進させてください。

 

主イエス・キリストの御名前により、豊かな祝福を信じてお祈りいたします。アーメン。

 

 祈りの必要を感じた時は、ただ悩むだけで終わらせず祈りましょう。一言祈る瞬間から、神様の助けと祝福の御手が働き始めます。あなたの身近な一つ一つの出来事においても、神様の力強い助けと導きを体験してまいりましょう。

 さあ、私たちはどんなに小さくても、豊かで偉大な恵みの世界へと、それぞれに信仰を働かせて前進しましょう。主は、必ず祝福してくださいます。

 

 あなたの上に、主イエス・キリストの圧倒的な祝福をお祈りいたします。

 

物事を見る視点を変えてみよう!

  • 2018.07.08 Sunday
  • 02:37

JUGEMテーマ:人生論

2018/7/1付 万代栄嗣牧師「ぐっどにゅーす」より

 

  • 何と6月29日(金)に、関東甲信地方では異例の早さで梅雨が明けた、とのこと。西日本では、台風7号の影響も重なって、まだ梅雨の終わりの大雨が続いている感じなのですが、いずれにしても、今夏の予想は、早い梅雨明けと全国的な猛暑、ということらしいのです。夏は、夏らしく晴れ上がって欲しいとは思うものの、猛暑、酷暑の連続というのも、実はちょっとしんどい感じがします。さあ、どのような夏になるのでしょうか?

 

 

  • そんな、人々からは嫌われることも少なくない夏の暑さですが、それを逆手に取って“日本一暑い街”として、町興しを図り、売り出そうとしている街もいくつか存在します。例えば、埼玉県熊谷市、岐阜県多治見市、高知県四万十市(現在、四万十市の41.0℃が日本最高気温)…など。そんな街の一つ、群馬県館林市で、最近困った事態が起きています。それは、去る6月に気象台のアメダス(地域気象観測システム)の設置場所が変わったところ、新旧の観測地域では気温の違いが生じ、場合によっては、新観測所の方が、旧地点に比べると1℃近く気温が低く出てしまうというのです。

 

 

  • それでは困る、と騒いでいるのは、地域の商店街の人々。夏の“暑さ”を売りにアピールしてきたのに、並みの暑さになってしまっては商売上がったりだ…と言うのです。10月1日までは旧観測所のデータも発表されるのだそうですが、それ以降が大いに心配だとか。私の子供の頃は、地面の芝生の上、1.2〜1.5mの高さに設置された百葉箱の中で気温などは観測…と定められていたと思うのですが、それでも場所によって、同じ街の中でも気温に差が出てしまうのです。

 

 

  • 実は、私たちの人生における諸問題においても、ホンの少しだけ立ち位置を変えたり、立ったり座ったりしてみるだけで、物事の見え方が随分変わってくるものなのです。劇作家のシェイクスピアがこんなことを語ったそうです。「私は、履くべき靴がなかった時、泣いた。だが、両足のない男の人を見た時、私は泣くことをやめた。人生は祝福に満ちている。時として、私たちに、その価値が分からないだけなのだ」…と。あなたが自分は不幸だと感じるのも、実は、自分でそう決めつけてしまっているからかもしれません。実は、かえって恵まれた人生であるかもしれないのです。視点を変えてみましょう。

 

 

  • あなたの人生には、あなただけが一生懸命に関わっているのではなく、あなたにいのちを与え、あなたを導き、大きな祝福を与えようとしておられる神様が深く関わっていてくださることを忘れないでください。過去に起こった出来事を、不幸なものだけ取り上げてあれこれひねくれて論じるのではなく、今日を生きようとするあなたには、神様からの新たな恵みが備えられていることを知ってください。神様からの恵みが、必ず新鮮でいのちに満ちた形で、あなたの歩みには備えられているのです。

 

 

“…主のあわれみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。
「あなたの真実は力強い。」”
(哀歌 3:22〜23)

 

 

あなたの心が壊れる前に!

  • 2018.07.08 Sunday
  • 02:26

JUGEMテーマ:人生論

2018/6/20付 万代栄嗣牧師「福音通信」より

 

 主キリストの聖名を讃美いたします。

 

 すでに梅雨も後半。晴れ間が広がる日はホッとしますが、梅雨の終わり特有の豪雨に見舞われる時季でもありますね。あなたのためには、神様からの“恵みの雨”がしっかりと注がれますように。スポーツの世界は、サッカーのワールドカップの話題で毎日、一喜一憂が続いていますが、あなた自身の人生の歩みは、サッカーの勝敗頼みではなく、常に神様からの恵みが注がれ、その喜びが溢れ、心がワクワクしていますように。

 

 

 

ビル・ウィルソン・セミナーでお会いしましょう!

 

 6月30日(土)の札幌を皮切りに、ビル・ウィルソン先生と沖縄、東京、名古屋を巡ります。ぜひ、お近くのセミナーにお出かけください。特に、札幌と名古屋では、同セミナーは初開催。“世界最大の日曜学校の創設者”として有名なウィルソン先生ですが、このセミナーのメッセージは、教会学校の働きのためだけのものではありません。すべての信仰者が、熱く燃やされますし、たとえクリスチャンでなくても涙を流し、ビジネスマンであるならば夢の実現や使命感の確認のためには、かけがえのない価値を持つものです。

 

 6月30日の札幌、7月3日(火)、4日(水)の沖縄セミナー、6日(金)の東京セミナー、そして、7日(土)の名古屋でのセミナーに、ぜひお越しください。ちなみに日曜日は、7月1日(日)は午前10時半から札幌ICF教会で、8日(日)は午前9時と11時の2回、名古屋リバイバルチャーチでの礼拝でもメッセージを語ってくださいます。それぞれの会場では、私もウィルソン先生も、ロビーなどにおりますので、ご遠慮なくお声かけください。

 

 

 

人々の心が壊れ始めています!

 

 神様を信じるなんて余計なこと、信仰は弱い人のためのもの、自分は自分の考えで立派に生きていける…と、いまだに考えている人も多いのですが、そんな威勢の良い考えに反して、人間は弱く、自分で思っているよりも、うんと脆い者であることが、最近、嫌な形で露呈し始めています。

 

 新潟では車の中で小学生の女児を殺し、列車による死亡事故に偽装しようとした男、新幹線の中で焼身自殺をした男、ナタを振り回して止めに入った男性を殺害した男、母親を殺し遺体を遺棄した滋賀の女、5歳の女児を虐待死させた香川出身の若い夫婦がいたり、北九州でも4歳の男児をテレビ台の引き出しで窒息死させた父親や、わざわざ新幹線の高架をよじ登り自殺を図った男…。不気味なのは、これらの犯人たちが、極悪非道の悪人ではなく、もしかすると何気なく私たちの周囲にいるタイプの人間かもしれない、ということ。そんな人物により、今まで聞いたこともないような不気味で、悲惨な事件が、毎日のように起こり始めています。

 

 

 

ストレスと疲労でボロボロになる前に!

 

 社会のスピード化や洪水のように溢れかえる情報、娯楽や趣味のために次々に生まれてくる新しい遊び方や楽しみ…、そんな中で私たちの生活は、楽しく充実するどころか、誰もが疲れ果て、寝不足に陥り、身体のみならず、頭もフラフラ、心もクタクタになっています。その挙げ句、イライラや不機嫌が昂じて、人を傷つける言葉を吐いたり、常軌を逸した行動に出てしまうのです。

 

 他人事ではありません。この文章を読んでおられるあなたは大丈夫ですか? 実は身体は疲れ果て、頭もまともに働かないような状況に陥っていませんか? 何だかずっと寝不足で、疲労感が抜けない状態ではありませんか? 自分では頑張っているのに、何だかストレスや重苦しさを感じていて、心から喜ぶということがしばらくできていないのではありませんか? そんな私たちは、あれこれ小手先の方法でごまかすのではなく、いのちの与え主である神様のもとで、しっかりと癒され、解放されることを体験すべきなのです。

 

 

 

神と共にある幸い!

 

 私たちのいのちは、自分で発明したり、買ったものではありません。神様によって創り出され、神様によって与えられたのが、私たちのいのちなのです。だとすれば、自分の弱さを覚えたり、不具合が生じた時は、創り主である神様に繋がり、癒され、強められることが不可欠です。自分の小手先の治療法や、世の中の、所詮、人間の知恵による解決方法では、本当に私たちを助けることにはならないのです。

 

 旧約聖書の時代、ダビデという人物は、一国の王様でありながら、彼を本当に助けることができるのは、このいのちの創り主である神様しかいないことを熟知していました。権力やお金、世の中の人間の力ではなく、神による救いでなければ、彼を本当に助けることはできないことを知って、彼は祈っています。

しかし私にとっては、

神の近くにいることが、しあわせなのです。

私は、神なる主を私の避け所とし、

あなたのすべてのみわざを語り告げましょう。

(詩編 73:28)

 

 あなたは、あなたにいのちを与え、救い、導いてくださった神様と共におられますか? もしかすると、自分では一生懸命に頑張っているつもりでも、神様から離れていないでしょうか? そうすると、とんでもない空回りに終わってしまいます。神と共にあるあなたの生き方を取り戻し、本当の力強さや、助け、勝利の秘訣をしっかりと見い出してください。

 

1.人生の導き手、羊飼いである神と共に! (詩編 23:1)

“主は私の羊飼い” …とダビデは神様を讃美しています。人は一人では生きてはいけません。あなたの主であり、」人生の導き手であるお方がおられることを思い出してください。

 

2.人生が動き始める前からの神! (詩編 22:10)

“母の胎内にいた時から、あなたは私の神” …と彼は、神に対する信頼を口にしています。あなたの誕生も人生も偶然ではありません。人生を与え、導かれる神が共におられます。

 

3.苦難や試練においても共におられる神! (詩編 46:1)

“苦しむとき、そこにある助け” …私たちの人生には、悩みや苦しみも必然。しかし、そんな弱さを感じる時にこそ、神が共にいて助け導いてくださることはそれ以上の事実です。

 

4.平安や喜びを与えられる神! (詩編 4:8)

“私を安らかに住まわせてくださる” …神が共におられると、私たちは平安の内に休み、ぐっすり眠り、本当の穏やかさと喜びを心の深みから受け止めることができるのです。

 

5.勝利と祝福をもたらされる神! (詩編 60:12)

“神によって、私たちは力ある働きをする” …人生の歩みで追及する成功や勝利も、実は神と共に働き、信頼し、行動し続ける時にこそ、私たちの人生に与えられるものなのです。

 

 

 

神と共にある自分を見い出そう!

 

 仕事のこと、お金のこと、人間関係や将来のこと…様々な不安と恐れが、あなたを押し潰そうとする時、忘れてはならないのは、あなたが独りぼっちでいるのではなく、神様と共にいる、ということ。神様と共にある時にこそ、あなたは本当の力を発揮することができ、偉大な助けを体験することができるのです。

 

 世の荒波に翻弄され、ストレスに押し潰されそうになる時にこそ、あなたは信仰者であり、神が共にいてくださる約束を持つ者であることを思い出してください。たとえ四方八方から責め立てられるような状況でも、いつも天に向かう方向、神様への視野は必ず拓かれていることに気付いてください。神様に近くあり、共にあることによって、あなたは必ず守られ、助け出され、支えられ、強められ、問題を克服し、勝利を収めることができるのです。現代の時代、今の社会こそ、神にある勝利の秘訣が必要とされています。

 

 

 

さあ、ご一緒に祈りましょう!

 

さあ、次の祈りを、あなたも一緒に祈ってみてください。

あなたの心の目が、周囲の困難な状況にではなく、いのちと恵みの与え主である神様に向けられますように。

天の神様。今、私の心の目を開き、私を苦しめる周囲の状況ではなく、私を愛し、守り導き、勝利を与えてくださるあなたを仰ぎ見ることができるようにしてください。私の人生が偶然の産物ではなく、あなたの恵みにより生かされていることを思い出させてください。

 

主イエス様。あなたが私を愛し、いのちまで捨てて、救ってくださったことを感謝します。あなたは常に私と共にいてくださいます。共におられるあなたにいつも祈り、聞き、あなたと共に歩ませてください。あなたは、私の主です。どうか私を強め、支えてください。

 

聖霊なる神様。人間や世の中の理屈や限界を超える、本当の知恵と力を注いでください。信仰の力が働くと、どれほど大きなことが起こるか、私に実体験させてください。聖書通りのしるしと不思議、力あるわざの現われる、力強い信仰生活を私のものとさせてください。

 

主イエス・キリストの御名前により、豊かな祝福を信じてお祈りいたします。アーメン。

 一人でただ悩むだけで終わらせず、まず祈り、神様に突破口を開いていただきましょう。身近な一つ一つの出来事から、偉大な神様の助けと導きを体験してまいりましょう。

 さあ、私たちはどんなに小さくても、豊かで偉大な恵みの世界へと、それぞれに信仰を働かせて、前進しましょう。主は、必ず祝福してくださいます。

 あなたの上に、主イエス・キリストの圧倒的な祝福をお祈りいたします。

 

 

自動運転に要注意!

  • 2018.05.31 Thursday
  • 21:37

JUGEMテーマ:人生論

2018/6/1付 万代栄嗣牧師「ぐっどにゅーす」

 

  • 自動車メーカーやIT企業が競って開発中の「完全自動運転車」に関して、アメリカのドライバーたちに対する調査では「怖くて乗れない」と答えた人が73%、全体の約4分の3に及ぶことが報道されていました。昨年末の時点では63%であった数字が、最近の実験中での死亡事故などもあり、急激に不信感が高まっているようです。あなたは、どう思われますか?

 

 

  • 日本の主要メーカーがハイブリッド車(ガソリンエンジンと電気モーターの併用)に勤しんでいる間に、世界の関心は電気自動車の開発と自動運転技術に移りました。欧米では、すでに公道などを用いた実験走行が始まっています。しかし、そんな実験中に、歩行者との衝突事故なども起こっている現実があります。当然、IT技術は物凄い勢いで日々発展しているのですが、それにしても、自分のいのちを委ね切る感覚にはまだまだなれない人が多くいる、という訳です。ロボットやコンピューターが、様々な方面で私たちの生活に入り込んできているのですが、確かに便利さを実感していても、いのちに関わるレベルの事柄になると、まだまだ気を許せない、というのが正直なところです。

 

 

  • ここで考えてみたいことがあります。自動運転に関しては、まだ不確かだ、不完全だ、と安易には信用しないのに、自分の人生に関しては、創り主である神様の忠告に耳を貸さず、自分の思い通りに何でもできる、とやたらと自信に満ちた人が多い、ということ。神様からいのちを与えられた人間が、自分で勝手に生きていく、というのですから、いわば人生の自動運転。うまくいっている時は何ともないのでしょうが、ひとたび事故が起こると大変です。自分のいのちどころか、他者のいのちにさえ大変な危害をもたらしかねません。

 

 

  • 自由や楽しみに関する選択肢が増え、好き勝手なことができるようになった時代だからこそ、創り主、いのちの与え主である神様の声をしっかりと聞き、思わぬ失敗や挫折から守られるようにしておくことが重要です。私たちが“自分で”考え、判断することが増える時代だからこそ、自分の能力を過信せず、気を抜かず、自分の思いさえ冷静に見つめることのできる神様からの視点を心に意識して、丁寧に、しっかりと日々を歩んで行くことが大事なのです。頭が良く、器用で多才なあなただからこそ、主よ、私を守ってください、教え、導いてください、というシンプルな祈りが大切になってきます。人生の自動運転を過信しないで、神様からの道案内や、聖霊によるブレーキがしっかりと働いている私たちの歩みでありますように。常に、神様を見上げて歩んでまいりましょう。

 

 

“愚か者は心の中で「神はいない」と言っている。
彼らは腐っており、忌まわしい不正を行っている。善を行う者はいない。”
(詩篇 53:1)

身近なもの、かつ世界クラスのもの!

  • 2018.05.30 Wednesday
  • 01:55

JUGEMテーマ:人生論

2018/5/20付 万代栄嗣牧師「福音通信」より

 

 主キリストの聖名を讃美いたします。

 

 すでに30℃を超える真夏日の話題も、ニュースなどで当たり前のように耳にするようになりました。山々の新緑が深まり、さあ、そろそろ梅雨の話題が飛び込んできそうです。

 

 あなたの毎日に、主キリストの導きがあり、あなたの人生の日々も、いのちと祝福の中、確実に前進していきますように、とお祈りします。

 

 

 

世界クラスの研究が進んでいます!

 

 先日、日本経済新聞の全国版に、松山福音センターに通うバーナード・カノイ兄の愛媛大学での研究の話題が取り上げられていました。ケニアから留学して来られ、すでに博士号も取得、今は研究員として愛媛大学のプロテオサイエンスセンターでタンパク質合成技術を駆使して、マラリア伝播阻止ワクチンの開発に励んでおられます。

 

 このタンパク質合成の技術は、2002年に田中耕一氏がノーベル賞を受賞して注目を集めた技術と繋がるものであり、そんな世界再選T何の技術を用いた研究で、近年、再び感染者数を増加させているマラリアに対して有効なワクチンを作り出そうというのです。この開発中のワクチンの新しさは、その効力が人間の治癒力を高めるというよりも、人間に接触した、ウィルスを媒介する蚊に影響を与え、蚊の中のマラリア原虫を消滅させて拡散を防ぐ、というもの。もちろん、似たような研究は全世界で同時進行中なのでしょうから、バーナード兄たちの研究が、全世界のトップを切って、日の目を見ることができるように、と祈っています。

 

 

 

ちょっと不思議な感覚です!

 

 上記の話題は、ノーベル賞に関連する世界最先端の科学技術のことであり、それによって長らく人類の敵であった伝染病を消し去ることができるかもしれない、というとてつもなくスケールの大きなものなのです。それが松山福音センターから目と鼻の先の大学で動いているのであり、その中心的な担い手が神の家族の一員であり、すぐそこにいる、というのはちょっと面白い感覚です。

 

 世界クラスの話題が、ごく身近なところに存在している、というのです。目の前の、ごく日常的な出来事の中に、世界最先端の物事への回路がある、というのです。私たちは、確かに小さな存在なのですが、しかし、ただ小さく窮屈な思い込みに閉じ込められてしまわないことが大切です。確かに、小さいし、無名だ、しかし、そのいのちの営みの向こうには、実に大きな恵みの世界が広がっている、という感覚を、誰もが持ち続けなくてはならないのです。

 

 

 

小さなものと偉大なものを結ぶ信仰の世界!

 

 興味深いことに、この小さなものと、偉大なものとの結びつきという感覚は、信仰生活にも通じるところがあります。すなわち、私たち一人一人は弱い者で、時には価値なき者である、と感じる時もあります。そんな私たちが、天地宇宙の創造者である、全知全能の神様に結びつくことができるという、不思議な恵みがあるからです。

 

 また、信仰を持って歩み始めると、私たち一人一人は依然として小さな者でありながら、聖霊の働きにより、大きなビジョン、世界大の夢を持って歩む、というようなことも起こってきます。確かに、今の私たちを冷静に見つめるとすでに有名人であったり、大成功を収めていると言える人はいないかもしれません。しかし、主キリストが与えてくださる目標には限界がなく、世界や歴史を動かすような使命感さえ抱いて歩む、というようなことが起こるのです。ありのままの私たちでありながら、世界を視野に入れての夢を持つことができるのです。

 

 

 

土の器の中の宝!

 

 このごく庶民的な私たちの、すぐ手を伸ばせばそこにある身近なところで、しかし、同時に神様からの世界クラス、超一流の恵みに触れていることができる…、この奇跡をパウロは次のような言葉で表現しています。

 

私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。

それは、この測り知れない力が神のものであって、

私たちから出たものでないことが

明らかにされるためです。

(コリント人への手紙 第二 4章7節)

 

 主キリストを信じることの大きな恵みは、たとえ特別な才能や大金がなくても、いえ、むしろ、ボロボロでどうしようもない状態の私たちであっても、神様からの最高の恵みをいただくことができ、世界レベルの夢を持つことができ、人々の人生に関わり、社会や歴史さえ変えていくような働きに関与していくことができるようになることです。私たちの救いの経験を通して、主キリストのいのちまで与えてくださった神様のみわざが、今も大きな恵みを私たちの内側へと注ぎ続けているのです。

 

1.失望と困惑の中、しかし全世界へのビジョン! (マルコ 16:15)

主イエスの十字架と、復活の意味さえまだ理解できない弟子たちに、全世界へのビジョンを主ご自身がお与えになりました。人生のどん底にいた彼らに、主は働かれたのです。

 

2.裏切った者、しかし信頼の働き! (ヨハネ 21:15)

主イエスを裏切り、逃げてしまったペテロに対して、主に従う人々を守り、指導せよとご命令がありました。自己嫌悪のただなかの彼でさえ、主は最高の使命を与えられたのです。

 

3.迫害者、しかし異邦人世界への使命! (使徒 9:15)

それまで教会の迫害者であったパウロ(サウロ)に対して、全世界を舞台に福音を宣べ伝える役割を主は用意しておられました。人の考えと神の選びは、異なることがあるのです。

 

4.平凡な器、しかし神の働きへの選び! (第二テモテ 2:21)

凡庸に見えるテモテに対しパウロは、常に信仰により自らを整えるならば、主により大きく用いられる、と語ります。ごく普通、平凡な者でも、尊い主の働きに用いられるのです。

 

5.小さな祈り、しかし力あるみわざ! (ヤコブ 5:16)

教会での私たちの祈りは小さく感じるもの。しかし、互いに祈り、真剣に祈りを用いるならば、大預言者級のいやしさえ起こるのです。使徒ヤコブの励ましは、今も真理です。

 

 

 

信仰を夢物語で終わらせない!

 

 主キリストがあなたに与えてくださった信仰を、単に心の慰めで終わらせないことです。もし、あなたが自分の平凡に見える手を動かし、神様の恵みに触れる働きに関わるなら、あなたの思い込みや限界を超える、豊かな恵みの世界を神様は与えてくださいます。

 

 自分がどれほど平凡で小さく、弱い者であると思っていても、そんなあなたを神様は用いて、信じられないほど大きな世界への働きへと導いてくださいます。さあ、期待しましょう。あなたを救いへと導かれた主は、救われた後のあなたのための物語も用意してくださいます。それは、きっとあなたが思い描いてきたより大きな世界へとあなたを羽ばたかせるものであるはずです。

 

 

 

さあ、ご一緒に祈りましょう!

 

 さあ、次の祈りを、あなたも一緒に祈ってみてください。

 あなたの心の目は、あなたの前に広がっている恵み豊かな可能性の世界を、きっと見ることができるはずです。

天の神様。どうか私の心の目を開いて、あなたが私のために特別なご計画をお持ちであることを教えてください。小さな思いで私の人生を決めつけるのではなく、あなたが用意しておられるシナリオを、素直に感謝と喜びを持って受けとめることができますように。

 

主イエス様。あなたが私のためにいのちまで捨ててくださったことを感謝いたします。私はあなたの御心を受け止め、それを実行して歩みます。どうか私と共にいて、私の視野ではなく、あなたの視野でこれからの歩みを見つめることができるようにしてください。

 

聖霊なる神様。私の理屈や力ではなく、あなたの知恵と力を注いでください。信仰の力が、私の内面だけでなく、実生活の場面にも、しるしと不思議、力あるわざとなって現れてきますように。常に私を清め、満たし、励まし、大胆さと導きを与えてください。

 

主イエス・キリストの御名前により、豊かな祝福を信じてお祈りいたします。アーメン。

 自分一人で、ただ悩むだけで終わらず、まず祈り、神様に突破口を開いていただきましょう。身近な一つ一つの出来事から、偉大な神様の助けと導きを体験してまいりましょう。

 さあ、私たちはどんなに小さくても、豊かで偉大な恵みの世界へと、それぞれに信仰を働かせて、前進しましょう。主は、必ず祝福してくださいます。

 あなたの上に、主イエス・キリストの圧倒的な祝福をお祈りいたします。

 

 

特殊な才能でなくても!

  • 2018.04.26 Thursday
  • 23:26

JUGEMテーマ:人生論

2018/5/1付 万代栄嗣牧師「ぐっどにゅーす」より

 

  • プロ野球の広島カープで1970年代後半〜80年代に活躍した衣笠祥雄氏が大腸がんのため、71歳で亡くなられました。それまで弱小市民球団であった広島を、山本浩二氏などと“赤ヘル軍団”と呼ばれるまで強くし、広島カープ黄金時代を築きあげた立役者でした。1987年には、プロ野球界2人目となる国民栄誉賞も受賞されており、504本塁打の記録を持つ強打者。しかし、何と言っても、“鉄人”というニックネームが語る通り、2215試合連続出場の日本記録がご本人の代名詞。私にとっては、高校や大学の時代のプロ野球の話題にはしばしば登場していた人物でした。

 

  • 王や長嶋のように、飛びぬけた才能や人気があった訳ではありませんが、少々の怪我では試合を休もうとは考えなかったのが、この選手の才能でした。ご本人は、アフリカ系アメリカ人と日本人女性とのハーフですので、時代背景を考えるとそれなりの辛さや試練もあったはずなのですが、粘り強くコツコツと努力を重ねられ、日本のプロ野球を代表する選手へと成長されました。

 

  • ともすれば私たちは、周囲の人々と自分を比較して、あの人には才能がある、あの人は誰よりも綺麗だ、あの人の家はお金があるから…と、自分以外の人々にはいろいろと才能や長所、有利な点があると考え、それに比べると自分には大した才能も長所のないのでダメだ、と簡単に割り切りがちです。しかし、そもそも才能というのは、誰もがすぐに拍手喝采してくれるものだけがそうなのではなく、一見、価値のなさそうなものであっても、生かし方次第でとんでもない才能にも成り得るのです。衣笠氏の連続試合出場などは、正にそうであって、簡単に言えば、身体が頑丈だった、ということ。しかし、それをただ身体が強い、というだけで終わらせずに、真面目にコツコツと努力する姿勢で、この地味な要素を表彰ものの才能に高めることができたのです。

 

  • テレビや、専門性の高い特殊な分野で活躍できる人は、もうすでに世に出ているはずです。と言うことは、私たちのほとんどは凡人。大した特徴もない、平凡な一人一人なのです。しかし、だからと言って、才能の有る無しを嘆く必要はありません。むしろ、凡人は凡人として、自分のできることをしっかりとやり抜いて、ある種の才能とまで認められるほど、価値を高めたいと思います。

 

  • いつも楽しい雰囲気を生み出せるあなたの個性は、それを徹底すれば才能です。何でもコツコツと継続することのできるあなたの地味な姿勢は、衣笠氏のように才能と認められるものになるかもしれません。どんな状況でも、神様の御言葉に立ち続ける姿勢も、貫く時に才能になるでしょうし、何が起ころうと神様にある希望を捨てない心の姿勢も、価値ある才能として用いられる可能性があります。そもそも、私たちのそれぞれの個性は、信仰によって愛と希望による味付けを与えられれば、恵みを人々にもたらすことのできる賜物とされるのです。さあ、あなたに与えられている才能を、賜物を、隠したり、引っ込み思案で使わずに終わるのではなく、もっと用いましょう。そう、休まない、やめない、ということだけでも、本当に長く続ければ才能なのですから。

 

“…ただ、この一事に励んでいます。…”
(ピリピ 3:13)

特別な何かがなくても!

  • 2018.04.23 Monday
  • 01:06

JUGEMテーマ:人生論

 

2018/4/20付 万代栄嗣牧師「福音通信」より

 

 主キリストの聖名を讃美いたします。

 

 今年は桜の季節が足早に過ぎ去り、すでに山々の緑が目に眩しい季節を迎えています。この新緑の季節に、あなたの心にも、生活においても、神様からの新鮮な恵みが注がれますように。周囲の状況や環境がどれほど新しくなっても、あなた自身の心構えが古いままではダメです。素直で、柔軟な心で、神様からの新鮮な祝福を手にして下さい。

 

 

 

メトロ・フィリピン視察ツアー、祝福されました!

 

 今月の初めに、全部で20名近くの皆さんとメトロ・ワールド・チャイルドのフィリピン支部の働きを視察、体験するツアーに赴くことができ、本当に感謝でした。里親支援にご協力いただいている皆様には、実際に子どもたちに出会っていただくことができましたし、子ども伝道への関心のある方々には、現地でのメトロのエネルギーに溢れた活動を実体験していただくことができました。真夏の暑さの中でも、全員、体調も守られ感謝でした。

 

 メトロの活動を視察し、実体験することの中心となるのは、スラム街での家庭訪問と道端日曜学校への参加。日本では想像することさえできないような不衛生で貧しさの極致とも言えるスラム街を、何の躊躇もなく歩き回り子どもたちを訪問するスタッフたちの姿は、私たちの固定観念を揺さぶります。また、一日に3ヶ所も4ヶ所も場所を移動しながら、それぞれの地で200人、300人もの子どもたちに熱い集会を届け、主キリストの愛を伝える道端日曜学校の体験は、私たちの委縮していた信仰を大きく覚醒させるものでした。

 

 

 

たとえ若くても!

 

 普通の福音宣教が困難であるように思わされるスラム街で、貧しい子どもたちを徹底的に愛し、抱きしめている現地のスタッフたちの行動に感動するのですが、それ以上に深く考えさせられることがあります。それは、現地のスタッフの多くが、20歳前後の青年たちであること。特に、伝道熱心な牧師たちがいる訳ではありませんし、特殊な学校で学んで何らかの資格やスキルを持っているということではないのです。若いクリスチャンたちが、主キリストの愛で、シンプルに子どもたちに向かって大胆に行動しているのです。

 

 特別な資格や免許があるからではなく、特殊な人生経験や知識の豊富さがあるからでもありません。スタッフたちの多くが大学にも行っていない、高校を卒業して社会人になりたてのような、平凡な若者たちなのです。そんな彼らが、スラム街の伝道の現場に立つと、主キリストの勇士たちに大変身するのです。これは、凄いことだと思わされました。

 

 

 

消極的なマインドセットからの解放!

 

 私たち日本人は、世界一の長寿国であることのメリットよりも、デメリットの方を多く抱え込んでしまているのかもしれません。有能で経験を積んだベテランたちがどの分野にも多くいるため、かなりの年齢になり、相当な経験を積むまで社会で一人前の仕事ができない、と誰もが思い込んでしまっているのです。しかし、今はやりの大河ドラマ“西郷どん”が描く明治維新においてもそうなのですが、歴史を動かすような一大事を成し遂げた者たちの多くが、20〜30代の若い人々なのです。

 

 成人の年齢が、20歳だ、いや18歳でも…という議論をよく考えてみれば、実は私たちは、たとえ若くてもかなりのことができるはずだ、ということ。お金の有る無しや、学歴の有る無し、資格や経験の有る無しばかりを言い訳にして、結局はなすべきチャレンジを先延ばししていることの方が大問題なのです。自分には特別な何かが無いから何もできない、できるはずがない、と考える消極的な思考回路、思い込み、マインドセットこそが大問題なのです。

 

 

 

主キリストの驚くべき御言葉!

 

 聖書に記されている主キリストの御言葉の中には、実に驚くべきものが含まれています。たとえば、次の御言葉です。

 

まことに、まことに、あなたがたに告げます。

わたしを信じるものは、わたしの行うわざを行い、

またそれよりもさらに大きなわざを行います。

わたしが父のもとに行くからです。

( ヨハネの福音書 14章12節 )

 

 主キリストが天に昇られ、聖霊を私たちに豊かに注いでくださっていることにより、私たち信仰者は、主キリストのなされたみわざを同じように行うことができ、いや、それ以上の事柄さえなすことができるというのです。

 

 この言葉が、誰かのいい加減な言葉ではなく、主キリストご自身が約束され、聖書に記されているものであることに注目してください。メトロ・フィリピンの若いスタッフたちの働きぶりを見た時、私は、まさにこの御言葉は本当だと感じました。名もない、特別な資格も持たない者たちにより、フィリピンでは200ヶ所もの道端日曜学校が運営され、毎週2万人も子どもたちに主キリストの福音が宣べ伝えられているのだ、と。

1.“若いからダメ”ではなく! (第一サムエル 3:10)

若いからこそ、行動力や爆発力もあるのです。言い訳をして待ち過ぎて、神様があなたに与えておられるチャンスを棒に振ることがないように気を付けてください。

 

2.“お金がないからダメ”ではなく! (ルカ 21:2)

お金の有る無し、金額の多少は、神様にとって意味のないことです。あなたがどれほど真剣に献げ、神様に仕え、礼拝し、信仰の行動を起こすかが重要です。

 

3.“経験が足りないからダメ”ではなく! (第一サムエル 17:31〜33)

誰かと見比べて、自分にはあの経験が足りない、能力が不足している、と考え始めるとキリがありません。実際に行動して、実践を通して見に付く知識、能力があるのです。

 

4.“人望や評判が足りないからダメ”ではなく! (士師記 6:15)

コネや人からの評判ばかりを気にしていると事は動きません。中には必ず反対し、批判する人がいますから。神様からの励ましで、大胆に一歩必ず踏み出してみることです。

 

5.“自信や能力が無いからダメ”ではなく! (ヨシュア 1:9)

あなたの地震や能力の有るか無いかで、神様はあなたを選ばれませんでした。神様があなたに賜物を与え、力を注ぎ、共にいて必ず勝利を与えてくださるのです。

 

 

 

今、あなたにある信仰を働かせてスタート!

 

 お金がない、経験が足りない、仲間が少ない、能力に自信がない…と、無いもの、不足している事柄を数え上げていくと、人生はいつまで経っても大事なことに足を一歩踏み出すことができず、決して何も起こりません。結局、頭の中で何かを夢見ているだけで、現実には何も起こらない、虚しい人生で終わってしまいます。神様があなたに与えてくださった人生は、絶対にそのようなものであってはなりません。

 

 あなたが若かろうと、経験に不足していようと、まずは神様があなたに与えてくださったビジョンに素直であってください。神様があなたを導こうとされている方向へと、動き始めてみることです。あなたは信仰者なのですから、ぜひ信仰を働かせて、まずは一歩から神様の導かれる、促される方向へと歩みを進めて欲しいと思います。信仰によって一歩踏み出し、ビジョンを実現させようと行動するとき、あなたは神様からの助けと力を必ず体験することができるはずです。

 

 

 

さあ、ご一緒に祈りましょう!

 

 さあ、次の祈りをあなたも言葉に出して、一緒に祈ってみてください。あなたの心が理屈や躊躇から解放されて、今から行動することができるようになるはずです。

天の神様。どうか私の考えが、世の中の常識や固定観念でがんじがらめになるのではなく、また、自分の消極的な思い込みに左右されるのではなく、あなたの導きと御言葉に立つことができるようにしてください。信仰によって行動できるよう、私を導いてください。

 

主イエス様。あなたが私を選び愛し、救ってくださったのは、私があなたの弟子となり、みわざの前進のために用いられるためであったと信じます。今、私の心をあなたの愛で満たし、あなたの救いと祝福を人々に伝えるために用いてください。遣わしてください。

 

聖霊なる神様。自分にはできない、と思い込んでいる私の固定観念を打ち砕いてください。私の能力ではなく、あなたの力と可能性で私を満たし、今、ここにいる偽らざる私にできることを挑戦させてください。あなたの力で私を行動させ、事をなさせてください。

 

主キリストの御名前により、豊かな祝福を信じてお祈りいたします。アーメン。

 自分一人で、モヤモヤと悩み閉じこもったままで問題をかえって大きくさせしまうのではなく、まずは祈りましょう。まず一言、あなたが祈るその瞬間から、神様のみわざが必ず動き始めます。さあ、主キリストを信じ、力強く前進してまいりましょう。

 あなたの上に、主キリストの圧倒的な祝福をお祈りいたします。

 

 

逆説的に赦し、与える生き方!

  • 2018.03.31 Saturday
  • 02:00

JUGEMテーマ:人生論

2018/4/1付 万代栄嗣牧師「ぐっどにゅーす」より

 

  • いわゆる“森友”問題に絡んで、前国税庁長官であった佐川氏の証人喚問が注目を集めました。財務省内での、決裁文書の改ざん問題に関して、首相や財務大臣など、政治家の関与の有無に注目が集まった喚問でしたが、同証人は「首相官邸などからの指示はなかった。あくまでも理財局の中での対応における事態」と証言し、テレビや新聞などのマスコミは、改ざんの核心は依然不明のままだ、と口をそろえ、野党からは、かえって疑惑が拡大した、と予想通りの反応が…。報道されている内容を見ると、同証人が誰かからこの場でも嘘の証言を強要されている、とか、ここでも首相はじめ政治家たちへの忖度(そんたく)を強いられている、というイメージが伝わってきます。

 

  • ただ、証人喚問の当日、たまたまテレビの中継でその喚問をしばらくの間、実際に見ることができたのですが、私自身はちょっと違った印象を抱きました。強いられて、無理やり嘘の証言をさせられていると言うより、かえっていかにも“お役人”らしい証言であり、重大な真実を隠蔽しようとしているようには見えなかったのです。野党やマスコミは、当然、“森友”問題全体を首相絡みの重大な政治スキャンダルに仕立て上げたいのでしょうが、実際には、いわゆるお役人的なよくある手続きの延長線上に起こり得る、周囲の“前例”や職業的な“慣習”、小さな“忖度”の積み重ねの上に、たまたま今回のような事例が生じたのかも…と思ってしまいました。もちろん、国の省庁のレベルでの決裁文書の改ざんは大問題ですが、その端緒は官僚の間での、ちょっとした事後処理の手続きの違いから書き換えを図ったものが、政局に絡んで大スキャンダルのように取り扱われているのではないか?と、逆に感じてしまいました。

 

  • これほど真偽、清濁、様々な情報が入り混じったとんでもない情報化社会になると、ことの白黒をつけるのも容易ではありません。本当の真偽は、神様以外にはわからないのではないか、とも感じるほどです。今回の証人喚問の放送を見ていると、証人からの、官邸の関与を示す、どんな些細な言質でも構わないから引き出そうと躍起になった野党議員たちの質問の方が気持ち悪く、どうすれば言葉尻を捉えられるかとか、言い間違えであっても構わないから、といった雰囲気が溢れていて、途中から証人が気の毒になってしまいました。

 

  • 正義をかこつマスコミや野党的な立場にずっと立ち続けられるのであれば、気持ち良いのでしょうが、一旦立場が逆転するようなことになれば、たまったものではないと思います。自分にも欠点や至らぬ点が山ほどあることを思えば、“…なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか(マタイ7:3)”と言われた、主キリストの言葉を思い出してしまうのです。私たちの人生においても、自分には誰がどう言おうと“真実”であるのに、ある人にはそれが全く伝わらず、批判の対象とされたり、嘘だと揶揄されたりする経験の一つや二つはあるはずです。だとすると、安易に人を疑い、嘘つきだと断罪し、批判し、責め続けるだけでは、本当の豊かな人生にとっては得策とはならないのは明白です。

 

  • 犯罪は中途半端に許容してはならない、と思います。しかし、自分があたかも神様にでもなったかのように、誰かを疑い、責め、断罪することには注意が必要です。今、心配なことは、世の中全体が、他人を疑ったり、嫌ったり、責め立てたり、裁いたりする傾向がどんどん強くなっていることです。そんな時代だからこそ、私たちは逆に、赦し、愛し、与え、主キリストが教えてくださった愛に基づく行為の震源地であるべきなのです。主キリストは、そんな逆説的な生き方の中に、実は豊かさをもたらす秘訣があることを語っておられます。神の御言葉の内容に、あなたも注目してください。

 

 

“さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。

人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。

赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。

与えなさい。そうすれば、自分も与えられます。

人々は量りをよくして、押しつけ、揺すり入れ、

あふれるまでにして、ふところに入れてくれるでしょう。

あなたがたは、人を量る量りで、自分も量り返してもらうからです。”
(ルカ 6:37&38)

 

決して背伸びすることなく!

  • 2018.03.26 Monday
  • 23:22

JUGEMテーマ:人生論

2018/3/20付 万代栄嗣牧師「福音通信」より

 

 主キリストの聖名を讃美いたします。

 2018年も、本格的な春の到来の候となりました。今年は大雪の冬でしたので、桜の季節は遅いのでは?との見方を裏切るように、各地から開花情報が届けられています。

 自然界だけでなく、あなたの歩みにおいても、躍動感に溢れた新たないのちの季節が訪れますように。可能性に溢れる春からの新たな歩みを、信仰を持って受け止めましょう。あなたの春の日々の祝福を心からお祈りいたします。

 

 

 

インド伝道のためのお祈り、感謝でした!

 

 2月の終わりから今月初めにかけて行われました、本年のインド伝道のためにお祈りくださり、ご支援くださった皆様に心よりお礼申し上げます。このインド伝道は、業者の用意する海外旅行のような安全で内容の確定している旅行とは対極に位置する、不安定な要素や多くの危険さえ覚悟しておかなければならない、霊的な真剣勝負のような試みです。お祈りによる支援なしには、決して実現できないものです。

 

 今回のメインであったアンドラ・プラデシュ州のジャケイヤペットでの野外集会は、延べ6,500名もの人々が集う大盛況の大会となり、数多くの決心者と、たくさんの癒し、解放の御業が現される、主キリストの恵み豊かな場となりました。現在、インドの諸教会は、現政権による迫害下にありますが、そのような厳しい環境の中でも、主キリストご自身が力強いみわざを現わして下さったことを感謝しています。この尊い働きのために、日本より祈り、献げてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

 

 

 

夜の新幹線に乗る子どもたち!

 

 先日、鹿児島での集会の後、午後10時を過ぎて、福岡・博多まで移動できる最終の新幹線に飛び乗りました。すると、そこには7〜8人の小学生たちが。以前にも、同じタイミングで子どもたちに出会ったことがあるのですが、きっと鹿児島の進学塾にでも通っているのでしょう。鹿児島は全国でも屈指の教育熱心な地域、またラサールをはじめとして、有名進学校もありますので、学校が終わってから、新幹線を使ってまでして鹿児島にやって来る、中学受験に備えている優秀な子どもたちなのでしょう。

 

 その子どもたちが落ち着いていません。何だか挙動不審で、誰も座席には座りません。不可解に思い観察していると、彼らが新幹線とホームを使ってかくれんぼをしているのだ、と気付きました。座席の隙間やトイレ、時にはホームに出て…と。もしかすると、私がもう解くことのできない難解な問題をスラスラ解答できる大人びた秀才の卵たちなのかもしれないのですが、中身はまだ“子ども”なのでした。そんな夜遅くまで英才教育を受けているよりも、無邪気に子どもとして遊ばせてあげた方が、心身の成長のためにはよほど良いのではないか?と思ってしまいました。随分と進んだ勉強をしているように見える彼らが、かなり無理をして“背伸び”しているのではないか?と思ったのです。

 

 

 

背伸びではなく、ありのままの自分からの出発!

 

 見かけや体裁、付加価値を求めがちな今の社会において、私たちもそれぞれに少しでも自分を良く見せようと、背伸びしがちになっているのかもしれません。偽る…という感覚ではなく、少しでもしっかりと頑張って生きていこう!成長しよう!と思って努力しているだけなのに、どこかで無理を生じさせ、肝心な正しい軌道から自分自身を外すことがないように注意したいと思います。背伸びだけの人生は、やはり辛くなりますので。

 

 パウロは、信仰による目標を目指して、一心に走り抜いて行こうとする信仰者の人生を熱く語りつつ、個々人の成長の段階を指して、

それはそれとして、私たちはすでに

達しているところを基準として、進むべきです。

(ピリピ人への手紙 3章16節)

と指摘しています。成長段階、ということは、信仰の世界にも当てはまります。信仰を持っているからといって、誰もが一様な状況にあるのではなく、それぞれの歩みの段階があるのであり、一足飛びに先に進もうとするのは無理が生じますし、すでに達成した段階を何度も繰り返すのは本当の価値を生み出さない堂々巡りのようなものとなってしまいます。私たちは、自分自身の目の前に置かれている、真のチャレンジ、成長のための次のステップをしっかりと踏む者でありたいと思います。

 

 

 

目の前に置かれている次の段階!

 

 昔から“岡目八目”と言われるように、他人の事情に関しては誰もがよく事態を把握でき、あれこれ口を挟むことができるものなのです。問題は、自分自身。自分の真の成長段階はどこにあり、今、何に手を付け、しっかりと生きていくべきなのか、きちんと見つめ直す必要があります。

1.生まれる前からの選び!(イザヤ 49:1)

あなたは、実は、生まれる前から、神様の御心によって選び出されていたことを知ってください。あなたのいのちを超える偉大なお方が、あなたの人生には関わっておられます。

 

2.救い主による働きかけ!(黙示録 3:20)

あなたを神の救いへと導こうと、あなたに働きかけておられる救い主を受け入れていますか?主キリストは、今、この瞬間もあなたの心の扉を、愛をもって叩き続けておられあす。

 

3.信じることで開かれる道があります!(使徒 16:31)

私たちの理屈や世の中の常識を超えて、信じることによってのみ開かれる特別な人生があります。あなたが素直にシンプルに信じることにより、新たな人生が動き始めます。

 

4.あなたのためのビジョン、目標!(創世記 12:1)

“十把ひとからげ”の扱いではなく、神様はあなたの人生に大きなビジョンや価値ある目標を備えておられます。神のご計画の中にある人生を、しっかりと歩み始めてください。

 

5.ビジョンに向けての継続!(ヨシュア 13:1)

目標を中途半端に投げ出さないことです。あなたが動かし始めたことは、実はまだ途中であり未完成。さらに継続して行動し続けることが残されている可能性があります。

 

6.神のご計画は頓挫していません!(第一列王記 19:15)

挫折し、逃げ出したくなることは、実はよくあることなのです。しかし、あなたが弱くても神のご計画に変更が生じた訳ではありません。もう一度、立ち上げることです。

 

7.最後までやり抜くこと!(第二テモテ 3:7)

本当にやり抜いた、と神様の前で告白できる水準にまで、あなたらしい主に喜ばれる生き方を徹底することです。神様から“よくやった!”と言われる所がゴールなのです。

 

 

 

背伸びではなく、今の自分からスタート!

 

 他人との比較や、世の中の常識的なものに引っ張られて本当の自分を偽るのではなく、一人の信仰者として、神様の前で素直にスタートを切りたいと思います。あなたの現状、正直な立ち位置を神様はご存知です。強がったり、必要以上にカッコを付けたりするのではなく、純粋に霊的な成長を目指し、また、与えられている目標に向かって確実に前進するために、今、置かれているところから出発しましょう。

 

 3月末から4月の初めにかけては、日本では年度の変わり目。学校も会社も、社会全体が新しいスタートを経験します。私たち一人一人も、これからの桜の季節を、ただ浮かれて意味もなく過ごすのではなく、自分の状況を神様の目から見て確認し、価値ある次の一手を打つ者となりましょう。あなたが信仰を込めて祈り、次の一段へと歩みを進めるなら、神様は必ずあなたを支え、価値ある成長、大きな前進を遂げさせてくださいます。

 

 

 

さあ、ご一緒に祈りましょう!

 

 さあ、以下の祈りを、あなたも一緒に祈ってみてください。あなたの心が、神様からの促しに対して、素直に開かれるはずです。

 

天の神様。どうか私が他人との比較ではなく、あなたの目に映る自分を素直に見ることができるようにしてください。これまでの歩み、成長の流れを受け止め、どれほど大きな愛と恵みを受けてきたかを、私自身が認め、感謝することができるようにしてください。

 

主イエス様。あなたが私を愛し、ご自分のいのちまで捨てて救ってくださったことを感謝いたします。あなたを主であり救い主であると受け入れ、あなたと共に歩んでまいります。どうかいつも私と共にいてくださり、語りかけ、知恵を与え、勇気づけてください。

 

聖霊なる神様。あなたによる力と可能性を、私に実体験させてください。人としての能力や知識の枠や限界を超えて、大きな恵みの可能性が開かれていることを私に教えてください。理屈や常識を超える、神の恵みの豊かさで私を生かし、日毎に前進させてください。

 

主キリストの御名前により、この一年の祝福を信じてお祈りいたします。アーメン。

 

 祈りの必要を感じた時、自分の弱さ、足りなさを感じた時は、自分一人でモヤモヤと悩み閉じこもっていないで祈りましょう。たとえ一言であっても、あなたが祈るその瞬間から、神様のみわざが動き始めます。さあ、主キリストを信じ、力強く前進してまいりましょう。

 さあ、“Brush Up!”を合言葉に、それぞれに信仰を働かせて、大いに祝福されてまいりましょう。主は必ず祝福してくださいます。

 あなたの上に、主キリストの圧倒的な祝福をお祈りいたします。